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Avec les gens de YAKUSHIMA

ハンミョウがいざなう 森の空想展示会2020

屋久島へとつづくAOの記憶

ハンミョウ

森の空想展示会2020イメージ1

沈む世界、心は、森を求めて、歩いた。
宵に包まれた森には、
さきへ行き、そしてわたしを待つ虫がいた。
それはハンミョウと名乗った。

森の空想展示会2020イメージ2

森の空想展示会2020イメージ3

森の空想展示会2020イメージ4

森の空想展示会2020イメージ5

すると、足元には、枯葉に住む、微生物たちが
ヒソヒソと語りはじめた。
その先には、深く朱い実をもつ若い木が、
静かに立っていた。
泡沫(うたかた)が笑っている。
苔たちは、緑の風を運ぶ。
澄んだ蒼い露草は花ひらき、
きれいな水玉をしっかりと抱え込んでいる。
黄色に色づいた葉っぱは、光を得ていた。
ふりむくと、前にみた、のこされた遠い景色。
優しく微笑んでいるひとびとをみた。

森の空想展示会2020イメージ6

森の空想展示会2020イメージ7

ハンミョウ

森の空想展示会2020イメージ8

ハンミョウは、誘い続けた。
森は、より彩りを増してゆく。
清らかな香りのさきには、
美しい魂の輝きの色いろをみつけた。
いつのまにか、探していた色だった。
深く、心臓をうち、空を仰ぐと
前にいた、いづこかに繋がる
天色が広がっていた。

森の空想展示会2020イメージ9

森の空想展示会2020イメージ10

アトリエセッセからの手紙

みなさま、コロナ禍の中
どうお過ごしでしょうか?
二か月弱の自粛生活の中、
様々な思いをされた事だと存じます。
目に見えぬものに、先の見えない恐怖と不安で
いっぱいとなり、
何も考えることができなくなったり、
打ちひしがれたりされた方々もいらっしゃるの
ではないでしょうか?
わたしもそんな瞬間に出くわしました、
それは、屋久島のNomado cafeで
5月に予定していた展示会の延期です。

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まだ今現在も開催の予定もたたないままの
状態であります。
しかし、そのような中、
私を取り巻く尊い人々の存在がありました。
考え行動し、今できること、
今しかできないことに挑戦する、
手を取り歩もうとする人々です。
勇気、いきる活力となりました。
そして、もう一つは自然の存在、
私の住む街北九州にはたくさんの山々があります。
自然に触れたくて近所の山、
森へと散歩にでかけました。
自然は静かに多くの事を語りかけてきました。
 
ロックダウンで、人々がストップした事で、
大気汚染が減少し、
インドでは、30年ぶりにヒマラヤ山脈が
ハッキリとみえたそうです。
 
コロナの存在は、思うがままに自然を消費してきた、
人間への報いとも思えるこの状態についても
深く考えるよう…にと。
 
徐々に歩みを進めていくと、ふとそこにある風景が、
屋久島で見た風景と重なる瞬間が幾度とありました。
屋久島に繋がっている…。
今できること、今しかできないこと、
そこに目の前にヒントが溢れていることに、
そして自分自身にやるべきこと、
洋服を着るということ、
制作、クリエーションの意味について
自分の原点へと変える
おおきな気づきがあったのです。
 
今こそできる方法で、
展示会をやるべきだと奮起したのでした。
コロナの影響で、叶わなかった展示会。
去年、屋久島の方々に約束したその展示会を
写真と言葉を添えたストーリーで表現しています。
 
去年屋久島で、出会った、斑猫(ハンミョウ)が、
旅先案内人となり、
北九州にある森のAO(緑)に包まれる風景の中に
屋久島を重ねるうちに。
ある不思議な空間へと誘われ、
そこは森の展示会場への道と繋がってゆく。
屋久島につづくAO(碧)空のしたで…。
このようなストーリーです。
視線は、下から上へ空へ。
色彩が経過していくごとに豊かに、
彩られてゆきます。
幻想的な風景とどこかもわからない
所在のわからない空間への旅を、
展示会を皆さまどうそお楽しみください。
 
※斑猫(ハンミョウ)
全長2センチくらいの昆虫。
人があるくと先に飛んでいき人を待つようにして
また先に行き止まっていることで知られていて、
みちおしえ、みちしるべともいわれている。
 
最後にこのような展示会を表現するにあたり、
多くの方々のご協力をいただきました。
友でもあり、山の楽しさを教えてくれたご夫婦
デザインにBeThink渡邉祐介さん、
モデルに渡邉さんの
おつれあいでもあります、うららかヨガの美里さん、
そして、カメラマンに萩康博さん、
お三方のご協力なくしては表現できませんでした。
ちょっときつかったかもしれませんが、
山に一緒に登ってくれながらも、
楽しみながら撮影をチームとなり
作り上げてくださいました。
並びに屋久島のNomado cafeの
藤吉竜二さん、アキさんです。
いつも心にお二人の存在を感じていました。
そしてアトリエセッセのお洋服を
心待ちにしてくださる屋久島方々、
いつも応援してくださるお客様。
私に力をいつもくれる多くの友。
おかげさまの毎日、
皆さまの存在を心より感謝申し上げます。
 
新型コロナウィルス感染症に罹患された皆さま
及び関係者皆さまに
謹んでお見舞い申し上げます。
また医療従事者の皆さまをはじめ様々な場面で
ご尽力されている皆さまに深く感謝申し上げます。

Avec les gens de YAKUSHIMA
Collection

2020 Avec YAKUSHIMA スタンドカラーブラウス

2020 Avec YAKUSHIMA
スタンドカラーブラウス

価格:¥9,800- (税込¥10,780-)

緊急事態宣言中、リモートワークや、会議に。楽で、しかもキッチリと見えるブラウスを…と、デザインしました。
身幅もたっぷりあり、後ろのスリットもしっかりとあいているので、脱ぎ着しやすくなっています。
差し色のキャミソールや、インナーを着るとワンポイントとなります。ワンピースと合わせたり、様々なアイテムに相性良く着られます。

詳細・購入はこちら

2020 Avec YAKUSHIMA スタンドカラーブラウス チェック柄

2020 Avec YAKUSHIMA
スタンドカラーブラウス チェック柄

価格:¥11,500- (税込¥12,650-)

緊急事態宣言中、リモートワークや、会議に。楽で、しかもキッチリと見えるブラウスを…と、デザインしました。
身幅もたっぷりあり、後ろのスリットもしっかりとあいているので、脱ぎ着しやすくなっています。
差し色のキャミソールや、インナーを着るとワンポイントとなります。ワンピースと合わせたり、様々なアイテムに相性良く着られます。

詳細・購入はこちら

2020 Hakamaパンツ 7分丈

2020 Hakamaパンツ 7分丈

価格:¥13,000- (税込¥14,300-)

去年大好評頂いた、hakamaパンツの丈違いです。
伝統着袴のディテールを模したデザインしました。
今回は、屋久島の気候に合わせた丈をご提案。

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2020 ouiパンツ 屋久島バージョン

2020 ouiパンツ 屋久島バージョン

価格:¥13,000- (税込¥14,300-)

Ouiパンツゴムバージョンのモンペ風に、作業に使ったり、動きやすく丈を長くデザインしました。足元の靴下や、靴などに合わせてロールアップするのもよし。

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2020 キャミソール

2020 キャミソール

価格:¥8,000-(税込¥8,800-)

V字ネックのキャミソールは、前後関係なく着ていただけるアイテムです。V字のあきとフリル付きのものは随分と印象が違ってみえます。

詳細・購入はこちら

2020 キャミソール 柄物

2020 キャミソール 柄物

価格:¥7,000-(税込¥7,700-)

V字ネックのキャミソールは、前後関係なく着ていただけるアイテムです。V字のあきとフリル付きのものは随分と印象が違ってみえます。

詳細・購入はこちら